サッカーがうまくなりたい中高生へ ユース時代にプロに教わった極意 【FW編】
あなたは試合で活躍したい、点をたくさん取りたい、エースになりたい、と思っていませんか?私も現役時代は主にFWをやっていました。同じように私も小中高とサッカーをしていく中でもっとうまくなりたいと思っていました。
しかしそのためには頭を使っていく必要があります。
今からお話するのは私がユース時代に実際にプロに教わったほかの選手と差をつけるポイントについてです。これさえ押さえておけば試合で活躍すること間違いなし!悩めるあなたにきっと役立つ情報をお届けします。
ボールを収める、起点になる そのためには…
FWの選手に求められる一つ目のポイントはこれです。
サッカーでは主にロングボール、ポゼッションの2通りの戦術があります。どちらの戦術でも攻撃のスイッチが入るのはFWの選手にボールが入ったときです。そしてFWの選手は基本的に相手DFを背負った状態でボールを受けることが多いですよね。当然相手のプレッシャーが一番かかるところもここです。
まずボールを受ける前に相手DFのマークをできるだけ外してみましょう。ただ降りてきて受けるだけではマークは外れません。チェックの動きを入れ腕でぴったりとくっついてくるうざいDFのマークを外します。
次に周りを確認しワンタッチで出せるかを考えましょう。ダイレクトは自然と攻撃のテンポを上げてくれます。
無理だと思ったら半身になりDFとボールとの距離を作りましょう。そうすることで足を出されて突っつかれる可能性が低くなります。その際、腕で相手を感じ取ることがポイントです。相手が左からプレスに来てるなら左腕で抑え右にターンするなど相手の逆を突くのです。私はこれが苦手でしたがうまくいけば入れ替わりになり大チャンスです!
クロスに合わせる そのためには…
クロスがあがったときはニアにトップスピードで入りましょう。そうすることでDFを揺さぶることができます。自分がいたスペースも空き、触れなかったとしてもチャンスになります。
ここで大事なことは入るタイミングです。
入りすぎてもいけません。見方がクロスを上げる瞬間までは我慢です。ゆっくりと動き、チェックの動き、緩急でマークを外します。
あとは体をDFより先に入れ、ボールに触るだけです。
走れる選手になる そのためには…
高校生の試合では長いと80分もの試合時間になります。後半、相手がつかれている時こそ絶好のチャンスです。わたしの入っていたチームでは毎日のようになん十キロも走らされていました。その時は地獄でしたね(笑)
さらにあきらめずにボールを追いかけていれば奪えた時にショートカウンターに繋がります。
クロスよりも前線、中盤でボールを奪ったときのほうが得点の確率が高いという検証もされています。
日々のトレーニングで誰よりも走れる選手を目指しましょう。
点を取る意識
ストライカー、エースと呼ばれる人たちはこの「点への意識」がずば抜けています。
常にゴールを意識している選手は相手からすれば脅威ですよね。サッカーでは相手の嫌なことを考えられる選手ほどうまいです。ずる賢い、クレバーな選手とも言いますね。
シュートは打たなくては入りません。ちょっとでも隙があればシュートを意識しましょう。本数を打てばその分点数も入る確率が上がります。
そして自分が取るんだという強い気持ちも忘れてはいけません。本田圭佑選手のような最強なメンタリティを育てていきましょう。
オフ・ザ・ボールでどれだけ動けるか
一試合の中で自分がボールをもってプレーしている時間ってどのくらいだと思いますか?
平均すると約5分程度らしいですよ!
つまりほかの時間はボールを持っていないということ。ボールを持っている時も重要ですが、持っていないときに何ができるのか。これがあなたの明暗を分けるでしょう。
では何をしたらいいのか。
まずはしつこいほど周りをみましょう。敵、味方、スペースだけでなく、自分のマーカーの目線、体の向き、利き足、プレーの癖などあらゆるデータを自分の頭に叩き込むのです。これができればあなたのプレーの幅はとても広がります。
試合を振り返る
自分のプレーを客観的に見ることで主観ではわからなかったことが見えてきます。
ビデオなど撮ってるのであればぜひじっくり見ましょう。私はサッカーノートを毎試合書いていました。監督にも見てもらいアドバイスをもらうのもおすすめです。
使うものにこだわる
スパイク、ランニングシューズなどのものにこだわりを持ちましょう。いいものをはくとモチベーションも上がりますよね。意外とこれは大事なポイントです。
私はいつもゼビオスポーツさんを使っています。大手では扱っていないようなものも売っていますし、品ぞろえも豊富です。
この際、いいものを購入して自信に変えましょう!